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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

横山 健 -疾風勁草編- DVD KEN YOKOYAMA

      2014/08/26

予約開始になっていたのは知っていたのですが、Amazonで安くなっていたので購入しました。

71ZC5PBguAL._SL1500_KEN YOKOYAMAといえば言わずと知れた日本のインディーズシーンを引っ張り続け、そしてPIZZA OF DEATHのトップでもあります。

ドキュメンタリーフィルム

予告編を見るまでは単純に横山健という人間についてのドオキュメンタリーだと思ってました。もちろん一言で言えばそうなのですが、ドキュメンタリーというだけでないな、というのが予告編を見た感想でした。KEN YOKOYAMA といえばHi-Standard、つまり90年代のパンクロックシーンを知る者からすればヒーローなのです。つまり今40代前半から20代の若者まで、KEN YOKOYAMAという人間は間違いなくヒーロー。戦隊モノも仮面モノもウルトラモノもプリキュアモノも妖怪時計をも上回るヒーローなのである。

KEN YOKOYAMAというヒーロー

KEN YOKOYAMAというヒーローのファンとしてはいわゆるあこがれのスーパーマン的なギターヒーローの一面もあるが、近所のあんちゃん的なとても距離感の近いヒーローでもある。それがまたすごく魅力的でもあると思う。だからこそ、KENさんという人間の様々な面がこのムービーにはおさめられているという。そんな苦悩も家族愛もギターテクも何もかもひっくるめて、僕らからしたらヒーローなのだ。偶像ではない。近所のイカしたイカれたヒーローなあんちゃんなのだ。

パンク

実はパンクをやっている人間、SKA PUNKでもスカコアでもメロコアでもまぁいろいろな呼び方というかジャンルが有るけど、それをひとまず総称してパンクという言い方をするけども、そんなジャンルを愛してやまないファンや本人たちってのはじつはものすごくマジメな人も多い。スジが通ってないと許せなかったり、納得がいかない事は納得しなかったり。暴れまくって破壊行為ばっかりやってるように思われるかもしれないけど、実際はしっかりしてる。いや、もちろんものすごく楽天的な人間もいるけども、周りのイメージよりもマジメな人は多い。

あとひとまず総称したけど、パンクというジャンルがパンクという枠に納まったらそれはもはやパンクじゃねえからそこんとこよろしく。

「Ken Bandでやってきたことを台無しにしちゃったんじゃないかと思った」

そんな衝撃的なAIR JAM直後の台詞から始まるこのムービー。見に行けなかったので楽しみです。そしておそらく、僕は夜中に一人で見て泣くんだと思います。

 

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