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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

リンダリンダリンダ

   

みてきましたよ、リンダ リンダ リンダ

なんていうか、高校生の頃の、音楽に夢中になっていた頃を思い出しました
高校生たちがブルーハーツをがむしゃらに練習している姿が
自分がおなじ軽音部だったときのことを、
そっくりそのまま重ね合わせていました。
徹夜で練習して。
学校だけじゃなく、スタジオかよって練習して
ほんともう、生活がバンドにどっぷりつかっていて。
とにかくもう毎日ギターに触っていました。
楽しいっていう領域を超えて。
そしていつのまにか音楽と関係の有る仕事に就きたいと
漠然と考えていたのもそのころです。
映画の中では
リンダリンダ
僕の右手
終わらない歌
この3曲が使用されていますが
ブルハ好きな自分としては
未来は僕らの手の中
あたりが欲しかったところです。
ま、人それぞれ思い入れはあるかと思いますが。
単純にブルハをコピーして体育館でライブをするまでの
過程だけの映画ではなく、そこには
高校時代の甘酸っぱい思い出や、青春がいっぱい詰まっていて
恋心とか、文化祭とか、訳もなくはじける瞬間とか
見ている人間を高校生活に引き戻してしまうだけのものがありました
スウィングガールズにも似ているなと、見ていない人は
思うかもしれないんですが、見た後では違う、と言えます。
あっちは音楽のすばらしさみたいなものがあって、
こっちは音楽というよりも高校時代の青春のほうが強い
シーンの各所にも思わず吹き出してしまうようなシーンがたくさん。
ブルーハーツ好きでコピーとかしてた30歳前後の世代は
ぜひ見てください
そしてブルーハーツを知らずに育った世代は
これをきっかけにブルーハーツを聴いてみてください。
彼らの音楽は何年経っても色あせない
強いメッセージと、生きていることへの
あがきのような、こんな混沌とした世界の中でも
自分なんて、そう思ってしまうようなロクデナシな僕でも
生きていようかなと、そう思える、立ち上がれる強さが秘められてますから

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