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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

雑記

   

 最近何も書いてないので、なんか書こうかなと思いまして。

先日仕事してたときに、SP下ろすタイミングに近くにいた照明さんに危ないから離れてくださいねーって声掛けしたんですよ。んで実際動き始めたときに女子の照明さんが、荷物をとろうとSPの近くによってきたんですね。危ないですよーっていいながら、まぁいつものことよねこういうのって思ってたんですけども。そしたらもうひとりの照明チーフ男性がめちゃキレてて。オマエ今何やったかわかってんのか!っって。すげーキレてました。

  • 危ないと言われたにもかかわらずなぜ近寄ったのか
    • オマエの荷物なんかよりオマエの命のほうが大事だろ
    • オマエもサスの下に入るなというだろ?あれバイトくんだから入るなじゃなくて誰にでもだろ
    • 危険な要素があるから離れろと言われてる、お前は何が危険なのか、別セクションのこと理解してるのか
  • お前の今の行動で何が起きるのか
    • 出入り禁止になるかもしれないのはお前だけではなく、ウチの会社全体かもしれない。
    • 仕事がなくなるかもしれない。
    • 万が一事故が起きてお前だけが怪我をしたとしても、会場でのイベントができなくなるかもしれない。
    • そうなると会場にとっても大きな損失になる、迷惑がかかる

つまり荷物を取りに行ったという行動は安全を意識できていないし、何がいけないのか全くわかっていない上での行動になる。普段からサスバトンの下にはいるなと言ってるくせに、何もわかってないじゃないかと。そしてそのチーフが言っていたのは

すべてのスタッフは安全に全力で取り組んでるんだ。絶対に事故や怪我を起こさないように、危機管理予測のもとに行動している。お前の行動一つですべてのスタッフの努力が無駄になるかもしれない

これ、どこぞでやってたフェスを思い出しませんか。まぁあのフェスの前にあった出来事なんですけども。我慢してるのに何してくれんだよってふうには思わないですけど、みんなが協力してしっかりと対策をして、それこそ安全に全力に取り組んでいるように、感染予防に全力で取り組んでいるにも関わらず、あんなイベント開催したおかげで、フェスだけでなくコンサートやイベント、ミュージカルのイメージがめちゃくちゃさがるんですよね。おかげで開催を断念や規模縮小や、行政から何かしらの要請をうけたりした催事もすくなくないのではないかと思うんですよ。

people inside concert hall
Photo by Teddy Yang on Pexels.com

いつかまた、ライブ・コンサートの中で大きな歓声に包まれる瞬間をアーティストもスタッフも待ち焦がれています。今は配信なんかも当たり前のように行われて、ライブと配信の同時進行というのはこの先も残っていく形だとは思いますけど、会場でしか感じられない音量と照明と空気感。ライブってまさに活きてるものだと思うのです。たくさんの想いが集まって出来上がった作品は、観客がいることによって完成します。

そのために一番大事なのはまず安全であることはスタッフ全員が意識しています。そのうえで感染予防をするということも、安全への取り組みだと思うのです。誰もが安心して楽しむことができる現場を目指して、スタッフひとりひとりが全力で取り組んでいます。今も。

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