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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

コロナ感染で家族はどうなるか

      2021/01/19

家族への対応

コロナに感染した本人だけでなく、家族にも影響が出てきます。一人暮らしなら隔離した生活をしているも同然なので問題はないのですが、家族と同居していた場合は同居家族は強制的に濃厚接触者となります。

家族との接触がどんなにないとしても、共用部分があるというところからの判断だそうです。こればかりは保健所の判断ですので、どうにもなりません。そういえばコロナなんてただの風邪だという人達は保健所の指示はどうするんでしょうね、無視してしまうんでしょうか。そうなると確かに罰則を作る必要はありますね。

陽性者は発症から10日間が経過観察の目安となり、最終日に保健所が症状を医師に伝えて、医師からの最終判断の結果が11日目に伝えられます。これにより陽性者は外出が可能になるわけです。このあたりはコロナ発症してから10日間経過すると、感染力も弱まり他者への感染リスクも激減するという今までの結果からの判断のようですね。しかしながら家族に関しては陽性者との最終接触から2週間は外出禁止になります。ここが大きく違います。

家族の外出

感染者との接触から2週間様子を見ることで発症するかどうかを観察しているという考え方だと思います。なおその期間が経過した後は検査の必要は無いとされています。保健所の判断としては検査無しですが、勤め先や学校などによっては再検査をリクエストしてくるところもあるでしょうし、保健所からOKな日から更に2週間は来ないでくれ、というようなことをいうところもあると思います。このあたりはコロナに関するわかっていることが、しっかりと広まっていないと感じます。毎日感染者数ばかりを報じるメディアには、今現在わかっているコロナに関する知見をしっかりと広めてほしいと感じました。

家族4人で、親一人だけが陽性だった場合、隔離してから2週間でなんとか生活も戻ってくるのですが、二人共陽性だった場合は話が変わってきます。

両親で感染が確認された場合

子供が小さい場合、なかなか厄介なことになります。どうしても親が子供の面倒を見ないわけにはいきませんから、体調が良かろうが悪かろうが、どちらか一人の陽性者は陰性の子供と接触し続けることになります。この接触というのも物理的にはマスクして、手袋したり消毒はもちろん、トイレを分けていたとしても、保健所が定義する濃厚接触として1m以内の距離で5分以上の会話をするとか、同じ空間で過ごしている時点でダメなのだそうで。お風呂も一緒に入らなきゃ難しい年齢だったりという場合もありますし。

この場合はまず片方が隔離生活をし、保健所からの経過観察期間を過ごします。同時に発症ならばわかりやすいですが、だいたいどちらかの方が発症は後になるでしょうから、観察期間が終了した人と子供の面倒を見ることを交代します。これにより子供は陽性者との接触がなくなったことになりますので、ここから2週間の外出禁止期間になり、子供はだいたい1ヶ月近く学校に行けなくなります。中学生くらいの子だったら、寝床を分けられる環境にあれば、隔離生活はしやすいかもしれませんが、小学生なんかは難しいですよね。これにより授業に参加できないという問題もあります。どうにかしてzoomで授業を見るようなことだけでも出来たらと思うのですが、各学校で導入してもらえないですかねぇ。携帯をカメラ代わりにするぐらいでもいいんですけども。。。。

食事の問題も出てきます。行政からの配食サービスを受けてレトルト食品を支給されたとしても、陽性者の分だけになりますので、陰性者のぶんまでの食料はありません。もちろん分け合って生活する人がほとんどだと思いますが、買い物に行けないので出前サービスに頼るしかないのです。それも当然費用がめちゃくちゃかかりますから、限界があります。そうなるとネットスーパーを頼るのが一番になります。とはいえこのような状況下ですので、ネットスーパーも非常に込み合っており、配達時間が遅くなることがあります。早めの注文を考えないといけません。
イオンショップ

コロナに対する認識

コロナに罹った人に対する目がどういうものなのか。やはり小学生くらいだと、いじめの対象にならないか心配があります。しかしながら長期で学校を休むわけですから、果たしてどのようなことになるのか。周りの親がどういう話をするのか、そんなことを心配しなければならないこと自体嫌になります。いまはもうどんなに対策をしていても、罹ってしまうことがあるということを理解しなければなりません。自分自身、除菌シートや小分けのスプレーボトルにアルコールを入れて、こまめに消毒をしていました。しかしこまめに消毒をしていることから油断が生じていたのかもしれません。自分はしっかり対策している「つもり」がどこかにあったのだと思います。つまり「油断」があったと思います。会食をしたわけでも、マスクをしない会話があったわけでもありません。思い当たるシーンが無いのです。

発症してから10日間経過すると、他人への感染リスクが激減するということももっと広まるべきだと思います。そしてコロナに罹った人は抗体により半年くらいは再び感染するリスクが低いということももっと周知されるべきで、コロナに感染したことがある人だからこそ、できることがあるのではないかとも思います。先日テレビでもどなたかが言ってましたが、罹った人だから感染リスクがないので、高齢者施設で配膳をするというメリットもあると。感染を乗り越えたからこそ、感染に気をつけたシーンで活躍できるのでは、ということです。なるほどなぁと思いました。

コロナに感染しようともしなくとも、コロナに対する理解は必要であるとともに、コロナに対する備えは災害時の備えにもなると思います。非常食などレトルト食品など常備しておくと良いのではないかと感じました。

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