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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

YAMAHA CL5 CUE 不具合

      2018/08/08

CUE不具合確認される

1年ほど前からこの症状を経験したという音響さんが増えています。ver.4.1ぐらいから確認されている症状ですが、ver.5になった今でも解消されていません。実際自分もその症状を目の当たりにしました。

 症状としてはCUEしているchとは別のchの音声が一緒にMonitor outから出力されるというもの。原因は未だに不明であることと、症状の再現性が低いというのが特徴で、データを確認しても同じ症状が再現されるわけではないのです。

たとえば、VoをCUEしているのにDrのOHが一緒に聞こえてしまう。もう分けわかりません。モニ卓でMIX OUTを確認してもDrのOHが聞こえてくる。MIXわからん。ところがアーティストは別に変な顔してない。つまりRioのMix Outは問題ないのです。この1年くらいちょこちょことこの症状を体験したという方を見かけ始めました。だいたい再起動で治るんですけど、再現性も無いし、トラブルが起きてるときは症状の検証をするほど余裕が無い、つまり本番かリハーサル時なんですよね。

この症状、困ったことにPM7でも確認したという話が出てきました。さぁどうする。YAMAHAでは引き続き問題解決に取り組んでいるものの、症状の確認が同じデータでもできなく、非常に困っているとのこと

乗り込みでデータを流し込んだ際に症状が起きたとか、単音チェックまでは問題なかったが、合わせたら症状出た(いつの間にか出ていた可能性あり)

タイミングは様々です。こうすれば出るというものでもなく。danteでなにか間違えてないかとかいろいろ考えました。結論としてはこれと言って問題は見当たらない。これをやってみれば治るんじゃないかとか、思いつくことはすべてやりました。しかし変わらず。

しかし、SENDS ONで何かを操作したあとすこしして気がついたら復旧していました。特に何かしたという印象はなく、Sends ONで少しレベルを変更しただけだったと思います。もうわけわかりません。

それでもYAMAHAに対してなんとかしろよという気持ちはありません。さあ、一緒に考えようと思うのです。この先はYAMAHAとともに解決していきたいと。それができることがYAMAHAの強みでもあります。ユーザーとともにコンソールを考えていく。使い勝手を良くしていく。ユーザーの声を聴く姿勢をもち、トラブルがあればすぐに駆けつける。クレームを入れたってどうにかなるもんでもない。だからトラブルが起きたときに、どの部分を確認し、検証すべきことは何かを確認しています。

ユーザーがメーカーを育てていくつもりがなければ発展しないと思うのです。CLは今はワールド・スタンダードというか普及はすさまじいですが、やはりワールドスタンダードクラスはRIVAGEシリーズです。PM7でも同症状が確認されたということなので、今後どうなるのか。もっと症状に関しての情報と症例があれば解決するのか、、、

 - a day, 音響さん