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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

「初恋」宇多田ヒカル

      2018/06/29

宇多田さんの新作がリリースされましたね。「初恋」です。

Amazonでのアルバムの価格とハイレゾの価格が変わらなかったので、迷わず96kHz24bit flacを購入しました。ファーストインプレッションとしてはとにかく優しく包まれるようなアルバムです。タイトルにもなっている「初恋」は甘酸っぱい初恋というよりも本当の恋に出会ったというような初恋。


そういえば[First Love]からずいぶん経過してからの「初恋」というこのタイトル。宇多田さんの作品で日本語を冠するものは初めてじゃないでしょうか。あらためてFirst Loveと聴き比べてみると熱量の違いなど面白い部分も感じられます。前作のFantomeが力強さの中に感じるダークさというか、モノトーンな喪失感があったのに比べると、今作の初恋はすごく優しさに包まれる感覚が随所に見受けられます。またキングダムハーツでも使われる「誓い」という曲は6/8拍子が途中で使われることで難解なリズムになるのですが、しかしそれですら心地よい。全体的に尖った印象がないのはサム・スミスなども手がけるエンジニアの音色によるものかもしれません。

そういやtoo proud…って曲はがっつりセックスレスの歌ですね。ラップが男性側の感情を表現しています。気になる方はよく読んでください。わかるわぁってなるかも。あとは「ぼくはくま」感が出まくりの「パクチーの唄」はもう脳内ぐるぐる再生されるので毒されてください。「ぱくぱくパクチー」

このアルバムのすごく好きなところはラスト4曲の流れ。人生の折返し地点だからこそ見えてくるような30代40代ならわかる感覚。是非一度聞いてみてほしい。

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