SONY MDR-CD900STのコネクタ変更
メインのヘッドホンはMDR-CD900STである事は言うまでもないですね。リファレンスのヘッドホンだけは変えたくないものです。愛用している900STがコネクタ内部で接触がよく無い様子なので、コネクタを交換する事にしました。
見ての通り900STの標準コネクタハンダつけの状態がよく有りません。被服部分も熱でやられているし、ハンダの状態もいまいちです。これをステレオミニコネクタに変更する事にしました。なお標準のコネクタはTRS(Tip Ring Sleeve)とか、3P(接点が3カ所あるため)とかいわれたりしますね。
今回利用したコネクタはトモカ電気のコネクタです。これをチョイスした理由は後で述べますが、まぁ音響さんならコネクタをトモカでたくさん買ってたりしますよね。
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ケーブルを程よいところで切断します。事前にコネクタの外側であるブッシングやショート保護のチューブを通しておきます。
被服をこのぐらいの長さに剥きます。銅線の部分は長めに剥いても後でカット出来るので大丈夫ですが、有色の被服はここで長さを決めなくてはなりません。
ハンダつけはこんな感じです。ちょっとボケてましたが、ポイントはあまり熱しすぎないで被服を溶かさない事。それでもハンダがきちんとコネクタの台座にのびてとけ込むように合体している事。もちろん各線がショートしてるのは論外。奇麗なハンダ付けはきらりとしてます。
完成。このトモカのコネクタの良いところはiPhoneケースをつけている状態でもきちんと挿しこめること。つまりケース分iPhoneとの隙間が出来るのです。イヤホンなどのコネクタによってはケースを少し浮かしたりしてiPhoneケースが邪魔な時があると思いますが、コレは問題なく使用出来ます。
こんなことしておきながら通勤用にはBluetoothなヘッドホンが欲しかったりします。