無力
恐ろしいほど己の無力さを知る。それは今までがただの思い上がりだったに過ぎないのかもしれない。自分の中で大丈夫だと思っていた事が、知らぬ間にいつの間にか崩壊していた事。焦燥感とはまた違うこの絶望感に包まれた感覚がどうにも息苦しい。どうしたものか。いろんな事が立て続けにバタバタと押し寄せて来たときに、その人間の能力がわかるのだろう。どうにも自分にはこのすべての出来事を受け止める事が出来そうにない。
仕方ないといってしまえばそれまでなのかもしれない。僕にはどうにも変える力が無く、何もかもただただ流れていく時間の中で処理されていく。それがとてつもなく恐ろしい事のような気がしてならない。どうなってしまうのか。見当もつかない。
不可能とは先入観であり、未来は自分で切り開けるのかもしれない。でも今はものすごく苦しい。自分の存在価値をも否定されたかのような感覚だ
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