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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

よく使われるワイヤレスといえばコレ

      2014/01/21

よくアーティストが使ってるワイヤレス。歌ってるかどうかは別として。
余談ですがあの大所帯のところでそのワイヤレスがダミーかどうかは一目瞭然で、カタチが違います。
アンテナが棒で伸びてるやつはSHUREの古いU2でダミー。新しい方はURシリーズでお尻が短いのです。

んでよくアーティストが使うゼンハイザー(SENNHEISER SKM5200)がコレ。
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見た目がカッコいいですよね。シュッとして。持ちにくいという人もいますけど。
だいたい50万円くらいします。1本あたり。ドイツからの輸入ってのもありますが、ちと高いですよね。
ヘッド部分のマイクカプセルは通常ダイナミックですが、他にも色んなタイプが用意されてます。
ノイマンタイプを好んで使われる方もいらっしゃいますね。
確かに音は良いのですが、この値段ならSHUREのURが半額くらいだし、beta58タイプやbeta87タイプでもそんなに悪くないよね、つーことで小さい会社だとSHUREで揃えるのが無難なところ。
もちろんアーティストでもSHUREの方が好きという方はいらっしゃいます。要は音の良し悪しなんてのは極論いえば好みの問題なわけで。

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電池の変え方がまるで銃のようでかっこいいと20年くらい前に先輩に教わったことを思い出します。
電池の入れ方はこの写真の通りです。
その頃はまだSKM5000で周波数固定だったり日本でもまだそんなに普及してない頃でしたね。
代理店もゼネラル通商(もう潰れた)で、ゼンハイザージャパンなんてなかったんですよ。電池を入れるB5000って型番、たまに不具合あったりして。

電池は2本使用してだいたい6時間くらい、使い方にもよりけり。音響さんでもこのマイクを使ったことのない人っているんですよね。だってこのマイクで50万円、さらに受信機だのアンテナだのって必要ですからねぇ。
このマイク使ってる会社はやはり大手ですからね。あとはレンタルしてくるか。
ドリカムさんは音響卓を所有してて、MIDASのコレ使ってくださいって言うそうですが、ワイヤレスもやはりアーティスト側で持ってるのかな?

まぁプロの方は別として、基本的に素人がワイヤレスマイクとかボーカルマイクを持ち込むなんてのは音響さんからしたらあまり好ましくない事。
プロなら事前に念入りな打ち合わせと機材の受け渡しがあり、リハーサルの段階から預けてるはず。それをライブハウスに当日持ち込むなんてのはねぇ。。ましてや最近では個人でIEMを所有しようとしてるひともいるとか。やめといた方がいいですよ、耳が悪くなります。本来IEMはモニターオペレーターがいる環境でやるべきであって、ライブハウスのような前返しでは事故が起きる事があります。実際イヤモニで難聴になったアーティストさんいらっしゃいますから。。。。

そんなこのマイクもそろそろ姿を変えていきます。ワイヤレスの周波数改編によりデジタルのワイヤレスマイク、イヤモニに移行をせねばなりません。業界では着々とこの段取りが進められています。デジタルワイヤレスにより今後どうなっていくのか。自分の周りもデジタルワイヤレスへ数年以内に移行します。あっちはSHUREでこっちはSENNHEISERになりそう。はてさてどうなるかなぁ。

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