ueck-log

生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

CD整理していたら懐かしい曲に出会う

   

何となくCDを整理していました。昔、バカみたいに何枚もCDを買って音楽を聴く事が自分にとって食事するのも同じだというような変な感覚を持っていた頃がありました。その頃購入したCDのほとんどが今や聞いていない。むしろ今はお気に入りの曲ばかりを聴くようなスタイルに変わりました。

多分数百枚のうち半分以上が変な意識の中購入したCDだったのではないかと思います。今じゃジャケットを見ても曲が思い出せないものが何枚もありました。お金にならないだろうけど売ってこようかなぁ。

そんな中で自分の目に飛び込んできたのはHUSKING BEE アルバムGRIPだけでなく、その他のアルバムすべてがご丁寧にそろって出てきました。そういえば、iTunesから消えていた事を思い出し、慌てて取り込みました。なぜ消えたのか、それは思い出せないのですが、何らかの事故的な理由だと思います。

WALKという曲があります。90年代のバンドシーンのなかでひときわ輝く曲。ミスチルみたいにおしゃれなコード使ってる訳でもない。テクニックがすばらしい訳でもない。歌がうまい訳でもなければ、発音もひどい。でもそれがいい。磯部さんの乾いた声がこの曲にベスト。

KEN YOKOYAMAといえばハイスタのKENさん。武道館でカバーして披露してるんですよね。カバーっていうかリスペクトっていうか、おいいっそんなにやってんだよ的な。すげー心に響くWALKだったなぁ。

それをみてなんかコピーした記憶もあんまないんだけど、久しぶりにギター引っ張りだして音をとってみたりして。コードかき鳴らしてみたりして。

まぁ弾けてないんですけどね。

でもなんかめちゃくちゃだったけどコードかき鳴らしてるだけで楽しかった。音楽ってそういうところもあるじゃないですか。完全な音楽じゃなくても楽しめればいいってのもあるんですよね。微妙にずれてたり、へたくそでも、楽しくて心に響けばいいんですよね。完璧な音楽等ないんですよ。精密な音楽なんて。整いすぎると楽しくなくなる気がします。人間らしい崩れがあったほうが良い気がします。

NAVIGATORのギターが欲しくなってしまう夜でした。

 

 - a day, Music , , , , ,