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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

親父ががんになりまして

   

親からのメールなんてろくなもんじゃないことがおおい。そんなもんだ。普段から連絡なんてしてないもんだから、たまにくる連絡はたいてい嫌な内容な事が多い。

「都合のいいときに電話ください」というメールで、今現在施設にいる100歳の祖母の話だと思って電話したら、親父が大変な事になったという。大腸がん。S状結腸と肝臓にかなりの転移。胃にも転移。ステージⅣ。いわゆる末期である。

ネットで色々調べてから家族会議。とは言うものの、次男と長女は仕事で来れない。長男である自分と三男が親から話を聞く。心配なのは病気の事よりも、自営業で仕事が出来ない間の生活。収入が無い。最悪自宅を売り払ったり、生活保護も検討しなきゃならないという。

病気に関してはなんとなく親父の生命力なら勝てるような気がしてならない。しかし自営業の生活となると話は別だ。こればかりは生命力の問題じゃない。リーマンショックとと311の影響で仕事が来なく、収入が無くなり、入っていたがん保険も解約してしまっていたという。

いろんな事は重なるものだ。

昨日親父が入院するため、車で病院まで送った。クルマの中で三男に仕事の指示を出している親父の声はか細く、弱々しくなっていた。

それでも病室で看護士さんに説明を受けた後の返事はきっちりとしていた。

小さい頃、親父が眼鏡してるもんだから、俺もいずれ視力が落ちるもんだと思ってた。

だて眼鏡だった。

出かけるときはいつもワイシャツ。会社勤めじゃないけど、そんな服装。そんな親父。

医者の説明も一緒に聞いた。手術してみないと解らないことが多いが、腹膜への転移があるかどうか。術後2週間は入院。そのあと抗がん剤治療開始。

何の根拠も無いけど、手術は大丈夫な気がする。あとは抗がん剤が相当辛いらしいと聞いているから、,それだけが心配だ。

大腸がんも今では沢山の人がかかっていて、新薬も様々開発されていたり、医術は進歩しているから。

 

なんかうまくまとめらんないけど、まだまだこれからだ。

がんばれ親父。

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