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生きるという事は死ぬまでにこの世に生を受けた事の意味を探す旅

B(S)T Jun Sky Walker(s) 新録ベストは大人のジュンスカ

   

どうもご無沙汰しております。久しぶりにCDを買いました。今回は新星堂で購入したのですが、なにやら購入者限定の応募はがきが着いてきました。新星堂本社地下一階のホールで何かが行われるようです。あたるかどうか解りませんが応募してみようかな。

 一通り聞いてみた感想ですが、やはり大人のジュンスカ。これにつきるのではないでしょうか。ジュンスカを聞いていた遠い昔。ホコ天に憧れてました。いや、今の若い人は知らないだろうなぁ。ジュンスカってストリートパンクwでしょw?なんて言われた事もあります。それはメディアが勝手につけた概念であって、今憶えばジュンスカってパンクっていうジャンルではないと思うんですよね、まぁホコ天という物を活かすのであれば、ストリートロック。そもそも、パンクがパンクというジャンルに当てはめられてしまったらそれはパンクじゃないわけで、パンクがパンクというジャンルの中に収まってしまってはパンクじゃないわけですよという論争はまたいつか。

 和弥の声は昔とほとんど変わらず、年齢を重ねて多少ピッチは落ちたかと思いますが、それでも声の伸び方、透き通った感じは今まで以上という気がします。特にバラードを聞いていると何ともいえない。透明感と切なさの中に優しさあふれる暖かみがあって。

 純太さんのギターは昔よりも歪みのツブがきめ細やかになりました。これはアンプ直で使用していたMarshall JCM800からの変化という部分が大きいのかと思います。数ヶ月前に聞いたときはJCM2000をならしてるとか。確かにそんな粒立ちの音してますね。もちろんJCM2000以外にも要素はあると思います。

呼人さんの音も大きな変化は無いんだけど、少し今風のベースの音っていうか、低域のたまってしまいやすいところが無くて聞きやすいベースラインなのかなぁ。ドラムの小林くんの音もそんなに変わってないし、むしろ一つ一つの音がはっきりしている印象。そして三人とも共通して感じたのは、原曲をアレンジして録音というよりは、リリースした後にライブでやってきた演奏が録音された部分が沢山あるということ。ヘビドリなんかは曲そのものが初めて収録(ライブver除く)だけど、「すてきな夜空」なんかはライブでやってる細かい味付けの演奏そのまんま。これは嬉しかった。

そんな楽曲リストは

1. 歩いていこう
2. JACK & BETTY
3. すてきな夜空
4. 風見鶏
5. いつもここにいるよ
6. ひとつ抱きしめて
7. メロディー
8. 声がなくなるまで
9. 休みの日
10. 青春
11. START
12. 僕と勇気とありふれたLove Song
13. PARADE
14. HEAVY DRINKER
15. 全部このままで
16. MY GENERATION
17. 白いクリスマス
18. シンフォニー
 CDに収録できるギリギリ一杯に詰め込んだ感じです。意外だったのは「僕と勇気とありふれたLove Song」かなぁ。名曲なんだけど、入ってくるとは思わなかった。バラードの定番といえば「休みの日」「風見鶏」「白いクリスマス」の三曲で、これに隠れてしまいがちなのと、STAR BLUEってアルバムで離れてしまった人は多いと思うんですよね。ジュンスカが苦悩した時期と言うか。
 曲順もね、個人的にはなにか物足りないというか、うぬーと思いながら聞いてました。でね、なんでこう素直にひゃほー!と聞けないのかなぁと思ったら、やっぱりジュンスカってライブありきなんですよ。曲順もライブ的ではない訳です。聞いている音もライブじゃない訳です。マイジェネでパイロが上がらないとか、肩すかしなんですよ。カズヤに「うしろー!」とか「セーーーイ!」とか言ってほしいわけですよ。というわけでライブに行きたくなるそんなアルバムでもありました。

 

 

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